しゅんかん

しゅんかん
I
しゅんかん【俊寛】
(1)(1143?-1179) 平安末期の真言宗の僧。 仁和寺法印寛雅の子。 僧都。 法勝寺執行。 後白河上皇の近臣。 1177年京都東山鹿ヶ谷の山荘で藤原成親・西光らと平家討滅を企て, 捕らえられて成親の子成経や平康頼とともに鬼界ヶ島に流された。 翌年の大赦にも彼一人許されず, 同島で没した。
(2)能の一。 四番目物。 {(1)}に取材。 康頼・成経とともに鬼界ヶ島に流されていた俊寛は, 二人が許されたあとも一人島に残される。 鬼界ヶ島。
II
しゅんかん【春官】
(1)中国, 周代の六官の一。 礼法・祭典などをつかさどった。
(2)治部省の唐名。
III
しゅんかん【春寒】
春になってからぶり返した寒さ。 余寒。 はるさむ。
IV
しゅんかん【瞬間】
きわめて短い時間。 またたく間。 瞬時。

「決定的~」「打った~ホームランとわかる打球」

V
しゅんかん【笋羹・笋干・筍干】
筍(タケノコ)と季節の野菜を炊き合わせた, 普茶料理の献立の一。 元来は, 筍の羹(アツモノ)を意味した。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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